NISSAN SKYLINE HT 1600 SPORTY GL
春なんか来やしない。そう思ってきた。いや、今だってそう思っている。 でも来やしないと思っても来るのが春。そういうものなんじゃないか。 厳しい寒さが繰り返し、そこにふと、柔らかく、ほっとする日差しと共に春はやってくる。 で…
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Read More「お待たせしてしまって、すみません。」 彼女は間違いなく、そうとうの時間、ここで待っていた。 水曜日に私は彼女の会社を訪問した。ちょっとした提案を持って、情報交換をしに行ったという感じだろうか。古くからよく知っているその…
Read Moreちょっと駅まで送ってくれない? そう言うと「いいよ」という返事の前にエンジンをかける。 少し寒い朝はやはり少し、のっけ、高回転でスタートするのが常だ。 「早く、まだぁ?あったまったよ」 車内のことではない。エンジンだ。 …
Read Moreクリスマスが今年もやってくる 悲しかった出来事を消し去るように さぁ パジャマを脱いだら出かけよう なんて口ずさむ季節 私の季節 1800年頃から始まった私の血筋 私のパパも おじいちゃんも そのまたおじいちゃんも ずっ…
Read Moreパンをこんがり焼く。 その間に、いつも使っている大きめのあのフライパンでオムレツを焼く。 オムレツはプレーンだ、無論。 そのオムレツをあまり広げすぎるのもちょっと違う。そして薄焼きになってしまうから。 斜めにして!深さの…
Read More彗星のごとし みんなこれに憧れているのかもしれない。 こらえきれなくなったとき、すべてが一度溢れ出したら止まらない。 だから大変だよ、それはもう。 だって止まらないんだから。 彗星を憧れているとその前の静寂が、 まるでつ…
Read More馬肥ゆる、とは10月の季語なんだね。 秋なら何でもと思っていたよ。 ペラペラと「歳時記」をめくるのはいつもこのころだ。 詩でも書く?そういうのじゃないんだけど、この時季というのはそういうものだね。 日差しはだんだん柔らか…
Read More「もう何回目?秋のツーリング。」と貴女は言う。 辟易とした、というのとは違って、自分も楽しみなのをどこか人のせいにするように。 今年も秋の訪れ。 この辺りまで来ると 短いブレスで花に勢いよく入る空気、思いがけず冷たくてび…
Read More「あっつい…」 乗り込んだ相棒は まだ夏の気配を漂わせて もう秋だというのに どこか開放的 空は高く澄んで 入道雲は見えない 季節も時間も巡ってる 誰かは誰かと 私はコイツと、若作り激しいけど、もういい年 だから ちゃん…
Read Moreふわり。 ふわり。ふわり。ふわり。 風が吹く 海からの風。 ふわりと風が吹く。 ふわり。 ふわり。ふわり。ふわり。 木綿の肌触り。 真上から照らすお日様に照らされて ふわりと白い、ふわりとゆれる。 ふわり。 ふわり。ふわ…
Read More「ありがとう」 そういわれているような気がした。 一つだけ。二つとない。でもなんだかのどか、なごやか。 そしてそれこそが本当に贅沢なことなんだな。 貴重、ものすごく貴重なんだけど、そういうありがたみを超えて…
Read More「東へ、東へ。」 今からどこへ? そんなこといわれても、全然わからない。 なるようになるさ。 なるようになるんだけど、なんで期待に胸が膨らむんだろう。 これから始まること、大変かもしれないし、上手く行かないかもしれない。…
Read More雨降るかな、大丈夫かな。 気がつけば初夏。 このわさわさした感じ、 停滞させてくれない感じ まとわりつく湿気 やり場のない苛立ち、、、 生きてるなって気がするね。 爽快を求めて? ううん。むしろこの生きている証のような、…
Read Moreさっきまで降ってた雨も上がって 青く晴れた空が見え始めたから お出掛けしようと思うの 雲と同じ位 真っ白なボディ 今日もよろしくね 私の大事なスパイダー エンジンを掛ける ハンドルを握る その一つ一つの動作が大切で ずっ…
Read More告白は少し大げさなくらいがちょうどいい。 そんなことを言う人がいる。 強く、鋭く向いた相手への気持ちををストレートに 間髪入れず、濃密に相手に告げる・・・ そうしたら 「え?嘘?」 意表を突いて相手の退路が断てる。そんな…
Read Moreいろはにほへと・・・と聞くと「いの一番」「いろはのい」 とても初歩、初期の蒼蒼とした印象があるから不思議だ。 でも いろはにほへと じつは「い」で始まるのではないのだ。 「いろ」ではじまることになっているのを忘れるわけに…
Read More「歴史を紡ぐ」と言う表現がある。 果たして本当にそうだろうか、とときどき思う。 時にがむしゃらに・・・ あくまでも淡々と・・・ そしていつも飄々として・・・ いつものやり方で切り抜ける。 紡ぐという表現は、 なんだか連綿…
Read More銀の羽。 いつもかわらない微笑み。 いつもかわらない抑揚。 いつもかわらないまどろみ。 いつもかわらないささやき。 それこそが銀の羽を持つあなた。 いつもかわらない高鳴り いつもかわらない輝き いつもかわらないいななき …
Read Moreルルルル・・・・・・ 今やってます!もうちょっと待って・・・ 『デルタは1979年、フィアット傘下に入る前のフルヴィアとフィアット傘下に入った後に製造されたベータの流れを汲む、比較的コンパクトなクルマ。大成功をおさめたフ…
Read Moreいつも一番奥に止めてあるから誰のクルマかと思ったら うちの会社のクルマだったなんて。 外回りだけどクルマが出払っていたから、 このクルマで出て来てみました。 何処と無く埃っぽかったから、洗ってあげたら、 また随分綺麗にな…
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