Caterham SUPER 7
あおの時間 目に青葉。と言うと何かこれからいよいよ本番!何かの始まりを予感させる。 蒼いな、というのは、若さゆえの足らずを指摘するかのような言いぐさ。 でもエネルギーにはあふれていてな、意欲と、無我夢中なところはあって。…
Read Moreあおの時間 目に青葉。と言うと何かこれからいよいよ本番!何かの始まりを予感させる。 蒼いな、というのは、若さゆえの足らずを指摘するかのような言いぐさ。 でもエネルギーにはあふれていてな、意欲と、無我夢中なところはあって。…
Read Moreあんなに楽しそうな笑顔。見ているこっちまで楽しくなるようだった。 時が経つのも忘れて。 そしてむしのいいことに、いつまでもそんな時間が続くんじゃない かなんて、思ったりして。 むしがいいよね、良すぎるんだよね。 そうはい…
Read Moreふらっと出かけるのは、いつものこと。潮のにおいのするこの公園にもよく訪れる。 ひんやりとした空気の中は、アクセルを踏み込むとパタパタと元気に走るさまがとても好きなのだ。 寒くなると空気が薄くなるような気がする。たぶん気の…
Read More「いたし方のないことなんだよな・・・」 何が致し方がないかは不明である。 しかしそんなことをぶつぶつと言いながら、次第に細くなってくる深まる秋の日差しのさす列車に乗って出かけてきたのは、何も今日ではな久手もよかったのだが…
Read Moreまだしばらくこんなのが続くと思うと、憂鬱になる。 終わりはおとずれないんじゃないか。 まとわりつき、翻弄され、その中でもがいているような。 あなたにふりまわされるのはもうたくさん。 いつだって、けたたましく 絶え間なく、…
Read More今年ロータリーエンジンを初めて搭載した、コスモ・スポーツのデビューからちょうど半世紀という節目の年を迎えます。「ロータリー」という単語を用いずにロータリーエンジンと対峙し、コスモ・スポーツをはじめとするロータリーエンジン…
Read More「風の名前」 義理堅く 無頼で 理想的な。 そんな名前の付いた風がある。 颯爽として、その時になってみるとどこか懐かしい、そんな風が。 疑心暗鬼になることがあるのかも 不躾けなと思うかもしれない、もしかして。 凛々しさの…
Read More一週間がんばった私 今日はご褒美のドライブ 大好きなこの子とありのままの私で『特別な時間』を …なんて しっかりものみたいに言葉を並べてみたけど 休日まで会社モードなんて だめだめっ! 今日はゆったり 肩肘…
Read Moreひんやりとする。 気が付くともうこんな季節。 読みかけの本だけもって、まだ暗い街を出る。 そんな重要な、大事な予定があるわけでもないけど、 旅に出るときのような意気込みが妙に可笑しい。 ミラーを見ると、後塵ならぬ白い煙。…
Read Moreアミーチ アミーチ みんな友達。 アミーチ アミーチ みんな友達。 こぼれる木漏れ日 木々の間を抜ける風 まぶしく輝く草木の緑。 海を行く船の汽笛。 通りがかりの髭のおじさん。 ネクターの後味。 そんなのだって、みんな友…
Read More今日はね 彼と縁日デート 短かい夏の終わり 少し特別なデートにしたかったな 「はぐれないで」って手を繋いで欲しかったけど いつも通り私から繋いじゃって 知り合いを見かけても離さないでほしかっ・・・ あれ、今パパの車通り過…
Read Moreあなたにとってこのクルマは? そういう言う質問が一番困る。 あることが当然だけれど、別にとても重い存在なわけでもなく。 むしろ圧倒的にその軽さ。挙動からくるその感覚が、存在そのものにも影響してくるほど。 朝霧のよう。そん…
Read MoreZ これでおしまい。 その言葉に翻弄されて生きたのかもしれない。 これでおしまい。そう思うからお尻に火がついて、 奮起したから、おしまいではなくなったから、良かったね。 でもそんなはらはらしたいわけじゃなかった。 最初か…
Read More束の間、私の傍らにいて。 覚めるように視線を奪うもの。 無邪気に、夢中になっていた私を止める甘美な歌。 忘れられない、あの人に抱かれるかのように、すべてを忘却の彼方へと追いやるかぐわしい香り。 それらすべてを征服した。 …
Read More一番清涼で輝かしい朝と、皆が寝静まった街の静寂さを僕は独り占めにしていた。 といえば、聞こえはいいが、明け方にうちを出ては終電で帰る、そんな暮らしをどのくらい続けただろうか。当時はそんな気になることもなかったけれど、それ…
Read Moreバイクを置いたいつものガレージ。一息つく、いつもの椅子。 あれ?こんな子いたっけ? 真っ白なボディ。すごく綺麗、ひんやりして気持ちい。 ねぇ、ちょっとお話しない? あなたのお名前 なんていうの? 「ホンダ s600.」 …
Read Moreお日様の匂いがするね。 少し埃っぽいね。喉が乾くね。 ずいぶんに年季の入ったベルベットのような。 思い出の中にはそんな類の思い出があるものさ。 君はもしかすると忘れてしまったかもしれないね。 しかし、ものすごい雨が降って…
Read Moreこんな晴れた火計なかったはずだ。 でも不思議と思い出せないんだ。風の日のこと。雨の日のこと。雪の日もあったね。 サイダーのシュワシュワした感じ。好きだなあ。 随分唐突だ。 フローリングというか板張りだな、あれは。おばあち…
Read More距離を重ねれば、思い出も増えるもの。 ずいぶん、ご無沙汰。 週に何度も出かけた横浜。 その度に食べたパンのかぐわしい香り。 心躍る風景。 その景色を羽ばたく鳥は自由の象徴のように思えた。 横須賀、鎌倉、箱根。 はたまた日…
Read Moreごく稀に、これは夢なのではないか、と思うことがある。 夢心地なのではなく、現実だと思って向き合ったことが、実は現実ではない、という。 なんとも虚しい。非常に虚しいものだ。 でも夢とは虚しいものさ。夢だから虚しくたっていい…
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